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<短編>
とある相撲部 デブ少年の食べ方 王子と執事 体験談
<長編>
金豚の肉 消えない傷 肉月~ニクツキ

肉月~ニクツキ 16

いつの間にか、遠くで聞こえていた野球部の
練習の声も消えていた。
相撲部の薄暗い部室の中では大小2つの、
丸く太った肉体が重なり合っている。

「はぁぁ…、そろそろ動くよぉ?」

それまで悠にまたがり、自分のアナルに
悠のペニスを挿入したまま、身体を動かさず
じっとしていた桜井が、ゆっくりと腰を動かす。

「…うぅ‥…んぅ……はぁぁ…」

桜井がまだ少し苦しそうな声を洩らす。
そんな桜井の下で悠は、自分のペニスが
人の体内に出し入れされる興奮に
戸惑いながらも、溺れていた。
ペニスから込み上げてくるこれまで、
何度も妄想した感覚…。
桜井の濡れたアナルにペニスが
飲み込まれる度に心地よい圧迫感に襲われ、
抜き出される度に腰全体が自分から
外されるような錯覚と強い快感が込み上げる。
それは、ゆっくりと繰り返される程に、
生み出す快感も倍増させていくので、
悠はあっという間に、瞳は虚ろになり、
口の端から涎を垂らしては快感の虜になった。

「あぁん…はぁん…どう…?き…んふぅ…気持い…いい…でしょ?」

悠を見下ろしながら腰を動かす桜井。
その腰の動きは、かなり慣れたものらしく
全く無駄が無い。そのため僅かな動きで、
悠のペニスに快感だけを継続的に与え、
過剰な圧迫感や重みを感じさせない。
快感に浸りながら桜井に答える悠。

「…はぃ…き、きもち…いいです…。」

桜井は満足そうに微笑む。
その丸くてキレイな顔は息を呑むような
可愛らしさで、まさに太った小悪魔。
顔の下では、桜井の形の良い美乳が揺れ、
室内の僅かな光で妖しく白く揺れ輝く。
悠は、その胸に無意識に手を伸ばすと、
そっと揉んでみる。…柔らかい。
素晴らしい肌ざわりと柔らかさだった。
ペニスからの快感に包まれながらも、
その揉み心地を楽しんでいた悠だったが
突然、声を洩らしてしまう。

「あはぁっ…!!」

自分の胸から強い快感を感じ、見ると、
桜井が自分の乳首を摘み、刺激している。
同時に悠の大きな胸全体も揉みながら、
相変わらずの完璧な動きで腰を動かす。
さらに桜井は悠の口内に自分の舌を
滑り込ませて舌を絡ませあうのだ。
ペニスと胸・乳首そして口内を同時に
責められ、悠はさらに快感に溺れていく。

「はぁぁ‥んん…らめ…まひゃ…んんん!!」

悠は快楽の絶頂が近いのか、
桜井に動きを待つように悶える。
桜井はアナルから込み上げる、
ペニスでは味わえない快感を楽しんでいたが、
動きを止めて言う。

「ふふっ…まだイっちゃだめだよぉ…?」

悠は味わった事が無い、強い快感に
必死で耐えながら桜井を見上げる。
悠には、目の前の桜井が、まるで男から
精気を吸い上げるという淫魔のように思えた。
太った少年の姿をした淫魔。
そう思いながら悠が桜井を見上げると二人の目が合う。
すると桜井が悠を見下ろしながら言う。

「田中クンって…大人しそうな顔だけど…おっきい身体してて…カッコいいし、可愛いね」

自分はカッコ良くないし可愛くも無いのに
桜井は何を言っているんだろう。
悠はとても恥ずかしくなって、ただ
苦笑いをするばかりだった。
そんな悠に桜井がさらに言う。

「うーん、君は…身体だけじゃなくてぇ…、手とか足も凄く太いから全体的にまーるい感じぃ。ふふふ。」

そう笑うと再び腰をゆっくりと動かしていく。
悠にはよく解らなかったが、
確かに悠は手足までバランスよく太っている。
ペニスから急速に込み上げる快感に耐えながら、
そんな自分の身体を見た時に、自分の腹の上で
勃起している桜井のペニスに気付く。
桜井の小さいながらも勃起したペニスは
先端から大量の透明な汁を溢れさせ、
悠の腹の上をビショビショに濡らし、
時折、しゃくりあげる様に脈動している。
悠はなんとなく、その可愛らしいペニスを
そっと摘むと、上下に動かしてみる。

「あぁっ…いぃ…」

桜井がぽっちゃりした身体を揺らしながら
切なそうな声をあげる。
それでもアナルに咥えこんだ悠のペニスを
肉壺で刺激しながら悠の乳首や胸を再び揉む。
悠は先程、我慢したせいかすぐに
快感の絶頂近くまで追い込まれたが、
桜井のペニスを夢中で扱き続けている。
すると桜井のそれまで機械のように
安定した腰の動きが乱れていく。
まるで小さな獣のように。

「あぁ‥あぁ‥ふぁぁ‥やぁ…あはっ…やぁん…らめぇぇ…」

口を開いて息を荒げ、腰を激しく揺らす桜井。
前後から込み上げる快感に、可愛らしい顔を
歪ませている。体中から汗も溢れている。
その様子に、桜井も絶頂が近いと思った悠は
射精を必死に耐えながら、桜井のペニスを
扱き続ける。同時に桜井の下からペニスを
突き上げる様に腰を動かし始める。

「!?…ああっ…だめぇ…そんなに、あふぅ…したらぁ…イきそう…ああああ!!…イっていい?」

その言葉にすぐに頷く悠。自分も限界が近いのだ。
悠と桜井の腰の動きがリズム良くあい、
肉と肉がぶつかる乾いた音と陰部が擦れる
微かな濡れた音、そしてふたりの激しい息遣いが
静かな相撲部の部室に響いている。
そして激しく揺れながら桜井が限界を迎える。

「はあん‥いくぅ…ああ‥いっちゃう…ああん‥だめぇ…いっちゃう…お、おねが‥いぃ…いっ‥しょにぃ…ああああああ!!…いっしょにぃ…」

今にも射精してしまいそうな悠は
また必死に快感に耐えながら頷く。
桜井はその可愛らしい豊満な身体全体を
激しく揺らしながら、悠に扱かれるペニスと
突き上げられるアナルの前後からくる快感を
抑えることは出来なくなっていた。

「んぁぁぁ…はぁ…もう…だめぇ…だめぇ…あぁん…い、イクぅぅぅ!!」

桜井が叫ぶと、ついにペニスから
精液を噴出していく。
悠の手の中で激しく暴れながら、
何度も白濁した体液を溢れさせていた。
悠も我慢の限界はすでに超えていた。

「ああぁぁ…くうぅ!!」

桜井のアナルを下から何度も突き上げ、
その小さな体内に激しく射精する悠。
桜井の射精も続いており、悠の腹部を
白くしていた。桜井は射精しながらも
悠に精液を注がれているのを身体の奥で感じていた。

暗くなった部室は静寂に包まれている。
その部室の隅で抱き合いながら
キスをする二人の姿があった。
激しい射精の余韻に包まれながら。
部室の窓からは僅かに外にある電灯の明かりが差し込む。
外はすっかり暗くなっていた。
空には妖しく輝く月があった。

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肉月~ニクツキ 15

窓の外が薄暗くなってきた。
悠と桜井は部室の隅にある畳の上で
壁に寄りかかりながら寄り添って座っている。
驚くほど激しい射精をした悠を休ませようと、
桜井が悠の手を引いてきたのだ。
悠のペニスは激しい脈動を終えていたが、
いまだに萎えることなく、射精前と同様に
勃起していた。その事にも桜井は驚いた。

【見かけによらず…絶倫?‥なのかな…】

桜井は悠の勃起したペニスを眺めながら
考えていたが、眺めているうちに…再び。
桜井の中で性欲が沸き起こってくる。
桜井はまだ射精していないのだ。
そっと横から悠の頬にキスをすると
悠もこちらを向き、キスをする。
再び、お互いを抱きしめ合いながら、
股間を刺激し合うとさらに悠のペニスは
固さを増していった。
桜井は悠の大きな胸も揉みながら、
指先で乳首を優しくこねる。
すると悠がビクンと震えた。桜井はさらに
悠の股間を刺激しながら、もう片方の乳首も
舌と口で刺激する。

「うぅ…はぁ…はぁ…」

悠が敏感な身体を震わせながら感じている。
そして桜井は座っている悠の股間に顔を埋めると
舌でペニス全体をなぞるように刺激する。

「ああぁ!!」

初めてされるフェラチオに強く興奮する悠。
桜井は舌で何度もペニスを刺激すると、
パクりとペニス全体を口に含む。
何もかも初めての事に驚きを隠せない悠。
桜井は唇をすぼめてペニスを扱き、
口の中では頬肉を使いペニスを刺激し、
少しずつ吸い上げていく。
悠はまるで、自分のペニスが桜井の口の中で
溶けてしまうような錯覚と強い快感に震えた。
悠の口からは無意識に涎がこぼれる。
その様子を見た桜井は、

「あ、また勝手に出しちゃだめだよぉ?」

と、ニコニコしながら言う。
悠はまた、肩で息をしながらも頷いた。
桜井は口からペニスを出すと、
唾液でビチャビチャになったペニスを
マジマジと見つめる。そして指で包皮を
摘んで、少しずつ皮を剥きはじめた。

「もし痛かったら言ってね?」

桜井はゆっくり皮を剥きながら言う。
悠はまた頷いた。
少しずつ露出していく、悠の亀頭。
大きさは普通程度、色はピンクと赤の中間で
まだ子供っぽい印象の亀頭だ。
悠のペニスは普段は皮に包まれているが
勃起時などには皮を剥くことが出来る、
仮性包茎なので、とくに痛みも無く、
完全に亀頭が露出した。それを見て桜井が

「ふふっ。コレなら僕も楽しめそうだね。」

そういうと敏感な悠の亀頭を
舌の先端で刺激しながら、自分の股間の辺りを
もぞもぞと触っている。
悠には微妙に見えなかったが、桜井は
フェラチオをしながら自分のアナルを
指でほぐしていたのだ。
桜井は悠のペニスを咥えながら、
上目遣いでねだるように

「ねぇ…、これを、僕の中に…入れてもいい…?きっと君も気持ちいいよぉ?」

悠はその言葉に驚いたが、年頃の男の子は
誰しも「挿入してみたい」という漠然とした
願望や好奇心はある。
悠は桜井を見ながら頷いた。

「ふぅ…じゃあ、そろそろいいかなぁ。」

そう言うと、床に座っている悠にまたがり、
腰を下ろしていく…。
最初、悠はペニスが桜井の尻にあたっている、
そんな感触を感じていた。
しかし、少しずつ桜井が腰を落すと、
ペニスの先端が尻の内部に侵入していく。
悠の肩に両手を乗せて、桜井が苦しそうに言う。

「…くぅぅぅ……はあぁ…久しぶりだから…ちょっとキツいよぉ…」

その言葉に桜井の事を心配する悠。
だが、尻に悠のペニスを挿入した途端に
桜井のペニスはさらに固く勃起し、
その先端からは通常では考えられない程、
大量の透明な蜜が溢れ出ている。

【桜井先輩は…尻に入れられて…感じてるんだ。】

悠は桜井の身体の反応に、驚きと強い興奮を
憶えながら、肉壁にペニスが飲み込まれていく
快感に包まれていった。




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肉月~ニクツキ 14

二人しかいない静かな相撲部の部室。
土俵と汗の匂いが染み付いている。
そこに背の低い、全裸の豊満な少年。
窓から差し込む夕日に照らされて本来は
白く透明な餅肌が、金色に輝いている。
その光景は美しい裸婦画のようでもあるが、
豊満な肉体の股間には、小さいながらも、
ピンと立ったペニスがしっかりと存在している。

その顔は太っていなければ、さぞ美少年と
もてはやされたであろうと誰もが思うほど
端正で可愛らしい印象を与える。
名前は桜井音哉。この高校の2年。
桜井は目の前の青年に小さな声で言う。

「君も…脱いで…」

その言葉にまるで催眠術にでもかかった様に
うつろな瞳で従い、制服のシャツを脱いでいく
青年は、太った身体で、丸い頬には汗が流れる。
1年生の田中悠。桜井よりは背も高い。
顔はじっくりと見れば整った作りだ。
黒い髪は自然な長さで、眉は少し太い。
少し小さな瞳もよく見ると奥二重で、可愛らしい。
肌もキレイで、太っているが、不潔な印象は無い。
クラスメイトの女子数名から、

「田中君って地味だけど、純粋で良い人そうだし、可愛いよね。」

と言われた事がある。では彼女達が、そんな
「地味で純粋そうで可愛いクラスの太った男子」
である田中との真剣な交際を考えるかどうかは
別なのだが。

桜井の前で制服を脱いでいた悠は
パンツだけになると、少し戸惑う。
だが、目の前で全裸でいる桜井に、
一度パンツを脱がされ見られている事で、
抵抗は薄れており、今度は自分の意思で
パンツを下ろす。
すると、悠の勃起したペニスが勢い良く跳ねて、
悠の下腹部にペチっと小さな音をたてた。
そのとき、透明な体液も少し飛び散ったのだが、
厚い包皮に覆われたペニスの先端には、
まだ透明な蜜が大量に満ちているのが見える。
その様子を見ていた桜井が、

「なんだか凄く…イヤらしぃ…。田中君も興奮してるんだぁ…。」

そう言って太った悠の身体に正面から
抱きつき、またキスをする。
今度は悠の唇の中、口内に舌をすべり込ませ、
その悠の舌と絡ませあう。お互いの柔らかな
舌の感触と唾液の味を堪能しながら抱き合い、
身体の感触を確かめ合うように撫であう。
そして桜井の小さな丸い手が、悠の股間に伸び、
悠のペニスの中心あたりをなぞるように
指先でそっと撫で上げる。

「…んはぁ」

股間の刺激に敏感に反応する悠。
濃密なディープキスの最中だったので、
絡み合う唾液が、透明な糸のように
二人の唇から伸びて消えた。
さらに桜井は悠のペニスを柔らかく握り、
少しずつ、微かに上下に扱いていく。

「…ん、ふぁ‥ん、あぁ…ああっ…あんっ…」

桜井は微かに刺激したつもりだったが、
悠のペニスからはさらに大量の粘液がこぼれ
大きな身体を震わせている。

「ふふっ‥敏感なんだね。ここも感じるの?」

そういうと悠の大きな胸の先端にある
乳首にそっと舌を這わせる。

「‥くはぁ!!」

悠は大きな身体を仰け反って、後ずさりした。
そんな自分に思わず、テレ笑いする悠。
それを見て桜井もニコリと笑う。
どちらからとも無く、再び抱き合い、
悠も桜井のペニスを握って扱いた。
キスをしながらお互いのペニスを扱きあう。
桜井も敏感な身体で、昔から困るほどだった。
悠のぎこちない扱きでも十分に感じている。

「はぁぁ‥き、気持ちいぃ…」

桜井は眉間にシワを作り、目を閉じて
快感を楽しんでいる。だが…悠のペニスが
大量の先走りを垂らしており、
キスをしている唇からは喘ぎ声を必死に
抑えているような苦しそう声が漏れている。
まさか、もう射精する程感じているではないか
そう、桜井が思ったとき、

「んふぅぅ!!ああああ!!」

悠が悶えながら喘ぐと同時に、
ペニスから大量の精液が何度も噴出する。
勢いよく最初に飛び出した精液は
桜井や悠の頭上まで飛んだかと思うと
ボトッボトッと音をたてて床に落ちた。
悠のペニスを握っていた桜井の手はもちろん、
白く染まった。さらに正面に立っていたため
桜井の下腹部から胸のあたりも白濁した精液を
大量に浴びた。その精液の粘りと濃厚さは、
異様なほどで、桜井も驚くほどあった。
それでも悠のペニスは脈動を続け、時折、
真っ白な精液を吐き出していた。
自分についた精液をポケットティッシュで
拭きながら桜井が笑って言う。

「はははぁ‥凄いね、いっぱい出たぁ。」

まだ悠のペニスはビクンビクンと脈動し
悠に刺激と快感を与えていたが、
肩で息をしながら、脱力感が全身に
広がっていくのも同時に感じていた。



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肉月~ニクツキ 13

悠は黙って立ち止まっている。

「じゃあ、今から…脱ぐね。」

そう言って桜井は少しためらいながらも
ジャージとシャツを脱いでいく。
再び豊満な少年の官能的な裸体を惜しげもなく
露出していく桜井を前に、悠はただ瞳を
奪われるばかりだった。
それほどにムチムチとした見事な身体。
悠は自分の股間が膨張していくのを感じ、
桜井に悟られないようにズボンの位置を変えた。
どうやら桜井には気付かれずに済んだようだ。
パンツだけになった桜井が言う。

「ねぇ、パンツを脱いだら許してくれる?」

悠はまるで自分が悪い事をしている様な
変な気分になり、なんと応えればいいか迷った。
…だが、もう芽生えつつある欲望は
抑える事が出来ない。…静かにうなずく悠。
すると桜井はモジモジとしながらも、
ゆっくりとパンツを下ろしていく。
そして露になった光景を見て悠は驚く。
なんと桜井のペニスは勃起していたのだ。
小さく、包茎ではあるが明らかに固く勃起し、
その包皮は天井を向いている。

「恥ずかしいよぉ…」

赤面し、泣き出しそうな桜井。
体中が紅潮し、白い肌も僅かに赤く火照っている。
そのあまりに淫らな姿を、細部まで見つめる悠。
喉の奥から何かが込み上げるような感覚。
自分でもよく解らない、…ただ強すぎる衝動。
頭がクラクラとした…次の瞬間、
気がつくと悠は、裸で立っている桜井の柔らかな
下腹部にあるペニスに手を伸ばし、そっと触れていた。
悠の手に、温かくて堅いペニスの感触が
伝わってくる。そして目の前には桜井の顔。
戸惑いに満ちた表情で悠を見ている。
見つめあったまま沈黙した二人。
悠はどうしていいか、もう解らなかった。
するとゆっくりと桜井の唇が動く。

「…ぼ、僕と…したいの?」

桜井の可愛らしい瞳が震えている。
だが、悠は返答できずにいた。
ただ黙っている。
いつの間にか握ってしまった
桜井のペニスからそっと手を離す。
悠が目線を落すと、桜井のムチムチした
可愛らしい身体、胸が艶かしい。
悠は意識せずにゴクリと喉が勝手になる。
その様子を見て、桜井がさらに問う。

「…え、エッチ…、な事…したことあるぅ?あ、相手が女の人でも‥男の人でも。」

悠は桜井の質問の後に少しの間をあけて
首を横に振った。
すると桜井は小さく息をはいて悠を見つめ、
小さな声で言う。

「…僕…あるよぉ?…した事。…男の人とぉ。」

桜井の言葉に驚き、大きく目を開いて
桜井の顔を見る悠。その顔は冗談や嘘を
言っているようには見えない。
悠の心の中で嵐の日の海原のように
荒れ狂う性欲の衝動を辛うじて抑えていた、
同性愛への背徳感が、急速に薄れていく。
そんな悠の目の前では、全裸の桜井が、
悠の大きな胸を丸い手で制服ごしに
そっと撫でるように触れている。

「はは、やっぱり胸おっきいね。カッコいいよ。…僕ね、からだおっきい人が好きだからぁ…。あ、君は僕じゃ…だめ?」

それでも何も応えることが出来ずに
戸惑うばかりの悠。身体が震えている。
桜井が胸に触れるたびにごく微かに、
痺れるような甘い刺激を感じる。
さらに悠の大きな身体に抱き寄る桜井。
悠は自分の心臓があまりに激しく動くので
少し心配になった。
そして二人の身体が密着し…
ゆっくりと桜井の唇が悠の唇に触れる。
唇がほんの少しだけ触れた程度。
それでも悠にとって初めてのキスだった。

桜井が悠の反応を確めるように、
その顔を見上げる。悠はうつろな瞳で
桜井をみつめていた。興奮しているのか、
呼吸が少しだけ荒くなっている。
桜井はそんな悠の身体に密着し、瞳を閉じる。

部室の外、少し離れたグランドでは
野球部の練習の声とバットが鳴っていた。

悠はもう、何も考えることが出来ない。
全裸の桜井を両腕で抱き、キスをした。
悠は太い両腕で桜井の身体の柔らかさを
感じながら、強く抱いた。




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<短編>デブ少年の食べ方 目次

【デブ・デブショタ小説】

デブショタ短編集です。
正直…投稿とか…
どなたか愛の手を…
気長に待ってます



  • 太一の場合 01
  • 太一の場合 02
  • 太一の場合 03
  • 太一の場合 04


  • 各種新作エリア
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    プロフィール

    白井智之

    Author:白井智之
    勝手ながら休止して
    おりましたが少しずつ
    書いていきたい思います。
    若デブ専ゲイ向けの
    オリジナル小説サイトです。