デブ少年の食べ方:太一の場合01
二、三年前に派遣切りされてから、
俺は仕事もせずに失業保険や親からの仕送りで生活している。
26歳。見た目は普通、と思う。デブじゃないし、痩せても無い。
ある日、昔の知人から連絡があり、飲みに誘われた。
行ってみると、起業するから手伝ってくれと言う。
だが、話を聞いてみてがっかりした。
商売の内容も曖昧な点が多く、食っていけるとは到底思えない。
そして気づいた。
コイツは要するに、昔の知り合いである俺がニートだから
格安の労働力として使おうとしているんだ。
俺は溜め息が出て、帰ろうかと思った。
だが、その店の女がやたらと俺が気に入ったようで離してくれない。
俺は女に興味がないのに馬鹿だな。
だが知人の奢りで、しっかりと飲んでから帰ってもいいかと思い、
浴びるように飲んだ。知人も相当に飲んでいた。
まぁ、どうせこの支払いも経費か何かにするつもりなのだろう。
その日は本当に久しぶりに飲みまくった。
目が覚めると俺は大きなベッドで寝ていた。
横には昨日の女が寝ている。
驚いて起き上がろうとすると頭が死ぬほど痛い。
「あぁ、クソッ !!」
俺は悪態をついて横になり、目を動かして周りを見渡した。
ラブホテルだ。…多分。何も覚えてない。
飲んで記憶がないのは始めてだ。
その後、一時間ぐらいして女が目覚めた。
女の話では酔って二人でここに来たという。そしてヤったそうだ。
信じられない。酔ったぐらいで、この俺がクソ女とヤるか?
…覚えてない。まぁどうでもいい。
体が動くようになったので帰ることにしたが、
女がまた会いたいから電話番号とメールを教えろと言ってきた。
ウザいと思ったが「この場」をやり過ごす為に教えた。
ホテル代もこの女に出して貰わなくてはならない。
そうして、その日は帰った。
その日から毎日、女からの電話やメールがあったが俺は全部、無視した。
俺はデブで男、しかも小○生か中○生しか好きになれない。
あの女には、もう二度と会うことはないだろう。と思った。
…だが、数日後。俺は女の部屋に転がり込んだ。
なぜかって?
俺が自分のアパートの家賃をもう何年分も滞納してたら、
大家のジジィがキレて、俺を追い出した。
当然、ジジィだけなら言うことを聞かないが、
どう見ても堅気には見えない恐いオジサンが2人いた…。
ジジィの野郎…、おかげで部屋の私物も「差し押え」とかいって
返さない始末だ。俺は途方に暮れていた。
今日からどこで暮らせばいいんだ?
そんな時、あの女から電話が…。俺は藁にもすがる思いで、
泊めてくれと頼んだ。女はあっさりOK。
そしてメールで住所を送ってもらい、そこへ向かった。
女のマンションに着いた時には夕方になっていた。
そこは俺のアパートより、ずっとマシな感じのマンション。
玄関のチャイムを鳴らすと女が笑顔で出てきて言う。
「大変だったわねぇ。自分のうちだと思って遠慮せずに過ごしてね。」
…コイツ、どこまでお人好しだ?…まぁいい。
俺は軽く礼を言って、靴を脱ごうとした。
その時、玄関のスニーカーが目につく。女のじゃない。
俺がその少し汚れたスニーカーを見ていると女が、
「あら、言ってなかった?ウチ、子どもいるのよ。」
…子供か。まぁどうでもいいさ。俺は深く考えずに居間へと向う。
どうせ落ち着くまでの仮暮らし。すぐに出て行くつもりだ。
だが、居間に入った途端に、俺は考えを変えた。
そこには10歳ぐらいの旨そうなデブ少年がいたのだ。
身長は145センチぐらい、体重は推定70キロといったところか。
大きな眼、整った顔のパーツ…痩せていれば相当、
美少年だったのではないかと思わせる。可愛いデブだ。
そのデブ少年は少し不安そうな顔で俺をチラッと見たかと思うと、
「こんにちわ…。」
と、言うので、俺も同じように挨拶を返した。
すると女も居間に入ってきて、
「太一っていうの。デッカイでしょう。横に。」
そういうと笑った。そして、
「太一は、おっとり屋っていうか、気の弱い子で昔から大人しいの。だから口数が少ないけど、この子も悪気は無いの。気を悪くしないでね。」
こうして俺は、女と太一の家で生活をする事になった。
↓ ポチっとして押して、開いてくる窓を閉じる。
どうかよろしく m(._.)m お願いします。
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俺は仕事もせずに失業保険や親からの仕送りで生活している。
26歳。見た目は普通、と思う。デブじゃないし、痩せても無い。
ある日、昔の知人から連絡があり、飲みに誘われた。
行ってみると、起業するから手伝ってくれと言う。
だが、話を聞いてみてがっかりした。
商売の内容も曖昧な点が多く、食っていけるとは到底思えない。
そして気づいた。
コイツは要するに、昔の知り合いである俺がニートだから
格安の労働力として使おうとしているんだ。
俺は溜め息が出て、帰ろうかと思った。
だが、その店の女がやたらと俺が気に入ったようで離してくれない。
俺は女に興味がないのに馬鹿だな。
だが知人の奢りで、しっかりと飲んでから帰ってもいいかと思い、
浴びるように飲んだ。知人も相当に飲んでいた。
まぁ、どうせこの支払いも経費か何かにするつもりなのだろう。
その日は本当に久しぶりに飲みまくった。
目が覚めると俺は大きなベッドで寝ていた。
横には昨日の女が寝ている。
驚いて起き上がろうとすると頭が死ぬほど痛い。
「あぁ、クソッ !!」
俺は悪態をついて横になり、目を動かして周りを見渡した。
ラブホテルだ。…多分。何も覚えてない。
飲んで記憶がないのは始めてだ。
その後、一時間ぐらいして女が目覚めた。
女の話では酔って二人でここに来たという。そしてヤったそうだ。
信じられない。酔ったぐらいで、この俺がクソ女とヤるか?
…覚えてない。まぁどうでもいい。
体が動くようになったので帰ることにしたが、
女がまた会いたいから電話番号とメールを教えろと言ってきた。
ウザいと思ったが「この場」をやり過ごす為に教えた。
ホテル代もこの女に出して貰わなくてはならない。
そうして、その日は帰った。
その日から毎日、女からの電話やメールがあったが俺は全部、無視した。
俺はデブで男、しかも小○生か中○生しか好きになれない。
あの女には、もう二度と会うことはないだろう。と思った。
…だが、数日後。俺は女の部屋に転がり込んだ。
なぜかって?
俺が自分のアパートの家賃をもう何年分も滞納してたら、
大家のジジィがキレて、俺を追い出した。
当然、ジジィだけなら言うことを聞かないが、
どう見ても堅気には見えない恐いオジサンが2人いた…。
ジジィの野郎…、おかげで部屋の私物も「差し押え」とかいって
返さない始末だ。俺は途方に暮れていた。
今日からどこで暮らせばいいんだ?
そんな時、あの女から電話が…。俺は藁にもすがる思いで、
泊めてくれと頼んだ。女はあっさりOK。
そしてメールで住所を送ってもらい、そこへ向かった。
女のマンションに着いた時には夕方になっていた。
そこは俺のアパートより、ずっとマシな感じのマンション。
玄関のチャイムを鳴らすと女が笑顔で出てきて言う。
「大変だったわねぇ。自分のうちだと思って遠慮せずに過ごしてね。」
…コイツ、どこまでお人好しだ?…まぁいい。
俺は軽く礼を言って、靴を脱ごうとした。
その時、玄関のスニーカーが目につく。女のじゃない。
俺がその少し汚れたスニーカーを見ていると女が、
「あら、言ってなかった?ウチ、子どもいるのよ。」
…子供か。まぁどうでもいいさ。俺は深く考えずに居間へと向う。
どうせ落ち着くまでの仮暮らし。すぐに出て行くつもりだ。
だが、居間に入った途端に、俺は考えを変えた。
そこには10歳ぐらいの旨そうなデブ少年がいたのだ。
身長は145センチぐらい、体重は推定70キロといったところか。
大きな眼、整った顔のパーツ…痩せていれば相当、
美少年だったのではないかと思わせる。可愛いデブだ。
そのデブ少年は少し不安そうな顔で俺をチラッと見たかと思うと、
「こんにちわ…。」
と、言うので、俺も同じように挨拶を返した。
すると女も居間に入ってきて、
「太一っていうの。デッカイでしょう。横に。」
そういうと笑った。そして、
「太一は、おっとり屋っていうか、気の弱い子で昔から大人しいの。だから口数が少ないけど、この子も悪気は無いの。気を悪くしないでね。」
こうして俺は、女と太一の家で生活をする事になった。
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どうかよろしく m(._.)m お願いします。
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