消えない傷 34話
放課後。生達が自宅や部活動など各自の向かう先へ、移動していく。
鈴木駿は今日も部活へ向かう酒井を見送り、一人で帰宅する。
すっかり慣れた通学路を大きな胸を上下に揺らしながら歩いている。
駿は背が低いにもかかわらず非常に豊満で、
とくに最近、胸がさらに大きくなってきた。
声変わりもしていないし、体毛も極めて薄い。
最近では両親が性徴期の一時的なホルモンバランスの崩れなどを
心配し始めるほどだが、本人は全く気にしていない。
だが、そんな中性的で豊満な身体の駿に周囲の男達が
関心を持つことは避けられない。
学校ではクラスメイトが悪フザケでよく胸を揉んでくる。
なかには執拗に触ってくる男子もいるので時々、困ることもあるが、
クラスメイトには胸に触られる以上に何かをされたこともないので、
やはり駿は気にしていなかった。
帰宅した駿が玄関のドアを開けると、見慣れない靴がいくつかある。
そうだ、今日は親戚の人たちが家に来る日だった。
駿は居間にいた家族と親戚の大人たちに挨拶をした。
大人たちと駿は学校のことや、また少し太った事などを話し、笑った。
少し話をしてから2階にある自分の部屋に
学校のカバンを片付けに上がると、男の子が飛び出してきた。
「駿兄ちゃーん!!」
中学2年になる親戚の家の子供、創太だ。
物心ついた頃から親戚が集まるときには駿と創太はよく遊んだ。
創太の家は小さい会社を営んでおり、
事業の都合で東京に引っ越してから数年ぶりの再会だ。
「創太、よく来たね。元気だった?」
駿は久しぶりに会う創太を見た。
身長は駿よりも小さい・・・いや、ほぼ一緒だった。
外見はカワイイ男の子で、女の子にもモテそうだったが
少しだけわんぱくそうな大きな瞳と、
その輝きが駿は気になった。
その大きな瞳がいっそう大きく、丸くなったかと思うと、
「駿兄ちゃん、相変わらずデブだね♪」
そう言うと駿の腹に両手をまわし、抱きついてきた。
そして駿の大きな胸に顔を埋める。
駿は突然の出来事に反応できなかったが、胸の辺りがくすぐったいので
「もう、創太。くすぐったいから。」
と、笑って言った。すると創太は駿に抱きついたまま、
顔だけを上げて駿の顔を見上げる。
2人の顔が近すぎて駿が少したじろいでいると、
「はーい。でも兄ちゃんって少し酸っぱいニオイするんだね♪」
と笑っていう。少し恥ずかしくなった駿は
「学校で汗かいたんだからしょうがないの。」
とだけ言うと、抱きついたままの創太を引き離した。
創太はニコニコしながら、駿の太い二の腕を指で押して、
「でも駿兄ちゃんの匂いって好きだな」
と駿の目を見ながら言う。駿はさらに恥ずかしくなったと同時に、
この子は昔からこういう子だったと思い出した。
自分とは違い、天真爛漫というか思った事や感じたことを
素直になんでも言ってしまうタイプ。
少し羨ましくなる事もあるが駿には真似できない性格。
そして子供の頃から豊満だった駿の身体に興味を抱いているようだった。
きっと創太は、周りに太った人がいないから
珍しく思っているだけだと駿は考えていたし、
幼少期ということもあり、何も問題は無かった。
駿は溜息をつきながら、創太は素直な良い子だが、
ちょっと変わった子だと思う。
だが昔からよく弟のようにして遊んだ創太は
駿にとって本当の弟のように大切な存在だ。
そんな事を考えていた駿の大きな横腹に創太の細い指が食い込む。
「兄ちゃん、今日は昔みたいに一緒に遊ぼうね!」
「・・・うん、わかったよ。」
駿はとても幼い顔をしているので、よく子供扱いされる。
逆に甘えられたり、頼りにされたりする事に慣れていない。
そのせいか、素直に自分に甘えてくる創太の期待に最大限、
応えてあげたいと思っていた。
その日は創太のリクエストでテレビゲームをしたり、ボードゲームをした。
遊んでいる間も創太は手加減してくれとか、勝たせてくれとか、
ワガママを言ったが駿は全て言うことをきいた。
そして大人達と一緒に食事をした。
食事もオードブルや刺身が並び、普段とは全然違う。
そう思いながら揚げ物を頬張っている駿の横で創太が
「ねぇ、兄ちゃん。風呂も一緒に入ろー。」
と言った。駿は少し躊躇したが
「いいよ。背中を洗いあっこしよう。」
と答えた。創太が喜んでいるのを見て、駿も嬉しくなった。
駿の親も二人の様子を見て、兄弟みたいだと言う。
駿はお兄ちゃんになった気分だ。
食事をした後に少し休んでから、風呂場へ向かい、
一緒に服を脱ぎはじめる。
二人とも、最初にシャツを脱いだ。
駿の大きな胸が露出し、創太は
「おおー、凄い!」
と大きな声で興奮している。
駿はそんなに興奮されると、なんだか恥ずかしくなってきたが、
これから風呂に入るのに気にしていられない。
黙って靴下を脱ぐ。創太も駿の身体を見つめながら服を脱ぐ。
そして二人ともパンツだけになった。
最初にパンツを脱いだのは創太だった。
「なんかちょっと恥ずかしいな。」
そう言いながら裸になった創太をなんとなく見た駿は
一緒に風呂に入るべきではなかったと後悔した。
創太の性器は無毛の包茎だったが、
駿の性器よりも明らかに大きかったのだ。
「友達は皆、生えてるって言うんだけど僕のはまだなんだ。
ねぇ、変かなぁ?」
頬赤らめながら質問してくる創太に何も答えることができない。
なぜなら2歳年上なのに自分も、まだ生えてないのだ。
しかも小さい。お兄ちゃんとしての威厳が・・・
どうすればいいのか分からなくなった駿は
意を決して勢いよくパンツを下ろした。
同時に、駿の股間にプルンと極小の包茎が現れる。
まじまじと見ていた創太が驚きの声をあげる。
「えぇー!?兄ちゃんも生えてないの!?しかも小さ・・・」
駿は恥ずかしくて、死にそうだった。
今まであまり身体の事を気にした事がなかったが
始めて小さすぎる性器を情けなく思った。
肩を落とす駿。だがその駿の手を優しく創太が握る。
「兄ちゃん、大好き。早くお風呂に入ろう。」
こんな自分を兄と慕ってくれる創太に駿は心から感謝した。
手をつないで風呂場に入る二人。だが駿は気づかなかった。
創太の性器が半勃ちになっている事に。
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鈴木駿は今日も部活へ向かう酒井を見送り、一人で帰宅する。
すっかり慣れた通学路を大きな胸を上下に揺らしながら歩いている。
駿は背が低いにもかかわらず非常に豊満で、
とくに最近、胸がさらに大きくなってきた。
声変わりもしていないし、体毛も極めて薄い。
最近では両親が性徴期の一時的なホルモンバランスの崩れなどを
心配し始めるほどだが、本人は全く気にしていない。
だが、そんな中性的で豊満な身体の駿に周囲の男達が
関心を持つことは避けられない。
学校ではクラスメイトが悪フザケでよく胸を揉んでくる。
なかには執拗に触ってくる男子もいるので時々、困ることもあるが、
クラスメイトには胸に触られる以上に何かをされたこともないので、
やはり駿は気にしていなかった。
帰宅した駿が玄関のドアを開けると、見慣れない靴がいくつかある。
そうだ、今日は親戚の人たちが家に来る日だった。
駿は居間にいた家族と親戚の大人たちに挨拶をした。
大人たちと駿は学校のことや、また少し太った事などを話し、笑った。
少し話をしてから2階にある自分の部屋に
学校のカバンを片付けに上がると、男の子が飛び出してきた。
「駿兄ちゃーん!!」
中学2年になる親戚の家の子供、創太だ。
物心ついた頃から親戚が集まるときには駿と創太はよく遊んだ。
創太の家は小さい会社を営んでおり、
事業の都合で東京に引っ越してから数年ぶりの再会だ。
「創太、よく来たね。元気だった?」
駿は久しぶりに会う創太を見た。
身長は駿よりも小さい・・・いや、ほぼ一緒だった。
外見はカワイイ男の子で、女の子にもモテそうだったが
少しだけわんぱくそうな大きな瞳と、
その輝きが駿は気になった。
その大きな瞳がいっそう大きく、丸くなったかと思うと、
「駿兄ちゃん、相変わらずデブだね♪」
そう言うと駿の腹に両手をまわし、抱きついてきた。
そして駿の大きな胸に顔を埋める。
駿は突然の出来事に反応できなかったが、胸の辺りがくすぐったいので
「もう、創太。くすぐったいから。」
と、笑って言った。すると創太は駿に抱きついたまま、
顔だけを上げて駿の顔を見上げる。
2人の顔が近すぎて駿が少したじろいでいると、
「はーい。でも兄ちゃんって少し酸っぱいニオイするんだね♪」
と笑っていう。少し恥ずかしくなった駿は
「学校で汗かいたんだからしょうがないの。」
とだけ言うと、抱きついたままの創太を引き離した。
創太はニコニコしながら、駿の太い二の腕を指で押して、
「でも駿兄ちゃんの匂いって好きだな」
と駿の目を見ながら言う。駿はさらに恥ずかしくなったと同時に、
この子は昔からこういう子だったと思い出した。
自分とは違い、天真爛漫というか思った事や感じたことを
素直になんでも言ってしまうタイプ。
少し羨ましくなる事もあるが駿には真似できない性格。
そして子供の頃から豊満だった駿の身体に興味を抱いているようだった。
きっと創太は、周りに太った人がいないから
珍しく思っているだけだと駿は考えていたし、
幼少期ということもあり、何も問題は無かった。
駿は溜息をつきながら、創太は素直な良い子だが、
ちょっと変わった子だと思う。
だが昔からよく弟のようにして遊んだ創太は
駿にとって本当の弟のように大切な存在だ。
そんな事を考えていた駿の大きな横腹に創太の細い指が食い込む。
「兄ちゃん、今日は昔みたいに一緒に遊ぼうね!」
「・・・うん、わかったよ。」
駿はとても幼い顔をしているので、よく子供扱いされる。
逆に甘えられたり、頼りにされたりする事に慣れていない。
そのせいか、素直に自分に甘えてくる創太の期待に最大限、
応えてあげたいと思っていた。
その日は創太のリクエストでテレビゲームをしたり、ボードゲームをした。
遊んでいる間も創太は手加減してくれとか、勝たせてくれとか、
ワガママを言ったが駿は全て言うことをきいた。
そして大人達と一緒に食事をした。
食事もオードブルや刺身が並び、普段とは全然違う。
そう思いながら揚げ物を頬張っている駿の横で創太が
「ねぇ、兄ちゃん。風呂も一緒に入ろー。」
と言った。駿は少し躊躇したが
「いいよ。背中を洗いあっこしよう。」
と答えた。創太が喜んでいるのを見て、駿も嬉しくなった。
駿の親も二人の様子を見て、兄弟みたいだと言う。
駿はお兄ちゃんになった気分だ。
食事をした後に少し休んでから、風呂場へ向かい、
一緒に服を脱ぎはじめる。
二人とも、最初にシャツを脱いだ。
駿の大きな胸が露出し、創太は
「おおー、凄い!」
と大きな声で興奮している。
駿はそんなに興奮されると、なんだか恥ずかしくなってきたが、
これから風呂に入るのに気にしていられない。
黙って靴下を脱ぐ。創太も駿の身体を見つめながら服を脱ぐ。
そして二人ともパンツだけになった。
最初にパンツを脱いだのは創太だった。
「なんかちょっと恥ずかしいな。」
そう言いながら裸になった創太をなんとなく見た駿は
一緒に風呂に入るべきではなかったと後悔した。
創太の性器は無毛の包茎だったが、
駿の性器よりも明らかに大きかったのだ。
「友達は皆、生えてるって言うんだけど僕のはまだなんだ。
ねぇ、変かなぁ?」
頬赤らめながら質問してくる創太に何も答えることができない。
なぜなら2歳年上なのに自分も、まだ生えてないのだ。
しかも小さい。お兄ちゃんとしての威厳が・・・
どうすればいいのか分からなくなった駿は
意を決して勢いよくパンツを下ろした。
同時に、駿の股間にプルンと極小の包茎が現れる。
まじまじと見ていた創太が驚きの声をあげる。
「えぇー!?兄ちゃんも生えてないの!?しかも小さ・・・」
駿は恥ずかしくて、死にそうだった。
今まであまり身体の事を気にした事がなかったが
始めて小さすぎる性器を情けなく思った。
肩を落とす駿。だがその駿の手を優しく創太が握る。
「兄ちゃん、大好き。早くお風呂に入ろう。」
こんな自分を兄と慕ってくれる創太に駿は心から感謝した。
手をつないで風呂場に入る二人。だが駿は気づかなかった。
創太の性器が半勃ちになっている事に。
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