消えない傷17話
鈴木 駿の住んでいる家の周りは住宅地であり、銭湯などの入浴施設に行くにも
自転車に乗って10分ほど移動する必要がある。
駿はたまに知り合ったばかりの人から自転車には乗れるんだね、など言われる。
背が低く、太っているので「あまり動けない」といった印象を持たれるのだ。
しかし駿は見た目よりは動けるデブ、と自分を考えていた。
銭湯で小林に身体を触られたりして勃起してしまった後、駿はすぐに風呂を出た。
その際に小林に力ずくで捕まらなかったのは幸運としか言いようが無い。
急いで自転車を走らせて、自宅に戻ってから冷蔵庫に入っている麦茶を
ガラスのコップに移し、勢いよく喉に流し込む。
ようやく少し気持ちが落ち着いてきた。そして考える。
明日からの学校で小林にまた会う時、どう対処したらいいだろう。
不安な気持ちが駿の大きな胸にこみ上げ、ため息を吐かせた。
それから数日後の学校。
3階の男子トイレはおもに3年生が使う。
手洗い場の鏡の前に太った男子生徒がいた。
音程が微妙な鼻唄を歌いながら手を洗っている。
「なんだかご機嫌ですね、村田さん」
そう言われた男、村田の顔が鏡に映る。性格の悪そうな顔だが機嫌は良さそうだ。
村田は声をかけた後輩に向かって言う。
「わかるか、須藤?」
須藤は柔道部の2年生で村田ほどではないが、太っていて背も大きい。
須藤は笑顔で答える。
「わかりますよ。でも村田さんがそんなに機嫌が良いのは何かありますね?」
村田は少し驚いた顔をしたが、すぐに余裕の笑みを取り戻した。
「ふっ・・・、わかるか?」
「わかりますよ。しかもここからは、あくまで予想ですが・・・
誰か良いSEX奴隷をゲットしたんじゃないですか?」
ニヤニヤと笑いながら須藤は言った。村田は思う・・・。コイツ、良い勘をしている。
しかし須藤から言わせれば、これまでの村田を知っているので
誰にでも予想がつく、簡単な答えなのだ。しかしそれはあえて言わない。
「で、誰で遊んでいるんですか?」
「ふっふっ・・・酒井だよ。」
これには須藤も驚いた。なぜなら酒井は柔道部に今年入部した1年の中でも最も、
整った顔をしたデブだが、男とSEXをするような印象はまったく無い、
純情なストレート、といったイメージだったからだ。
「酒井って1年の酒井ですよね?あいつがそんな事するなんて・・・」
「思わないだろう?最初は抵抗したが、今じゃ自分からチンポを欲しがるよ。」
村田は男子トイレの出口向かい歩いていく。
しかし、何かを考えついたようで、突然、須藤の方に振り返って言った。
「そうだ。面白いことを考えたぞ。お前と、あと誰か一人ぐらい。
放課後に俺の家に来い。」
須藤には村田が何かを企んでいると分かった。しかも村田の事だから
どうせ、変態なコトだろうとも思った。
「わかりました。じゃあ京谷を連れて行きますね。」
京谷は同じく柔道部2年だ。身体はかなりガッチリとしていて大きい。
村田が機嫌が良さそうな鼻唄を歌いながら廊下を歩いていった。
↓ ポチっとして押して、開いてくる窓を閉じる。
どうかよろしく m(._.)m お願いします。
自転車に乗って10分ほど移動する必要がある。
駿はたまに知り合ったばかりの人から自転車には乗れるんだね、など言われる。
背が低く、太っているので「あまり動けない」といった印象を持たれるのだ。
しかし駿は見た目よりは動けるデブ、と自分を考えていた。
銭湯で小林に身体を触られたりして勃起してしまった後、駿はすぐに風呂を出た。
その際に小林に力ずくで捕まらなかったのは幸運としか言いようが無い。
急いで自転車を走らせて、自宅に戻ってから冷蔵庫に入っている麦茶を
ガラスのコップに移し、勢いよく喉に流し込む。
ようやく少し気持ちが落ち着いてきた。そして考える。
明日からの学校で小林にまた会う時、どう対処したらいいだろう。
不安な気持ちが駿の大きな胸にこみ上げ、ため息を吐かせた。
それから数日後の学校。
3階の男子トイレはおもに3年生が使う。
手洗い場の鏡の前に太った男子生徒がいた。
音程が微妙な鼻唄を歌いながら手を洗っている。
「なんだかご機嫌ですね、村田さん」
そう言われた男、村田の顔が鏡に映る。性格の悪そうな顔だが機嫌は良さそうだ。
村田は声をかけた後輩に向かって言う。
「わかるか、須藤?」
須藤は柔道部の2年生で村田ほどではないが、太っていて背も大きい。
須藤は笑顔で答える。
「わかりますよ。でも村田さんがそんなに機嫌が良いのは何かありますね?」
村田は少し驚いた顔をしたが、すぐに余裕の笑みを取り戻した。
「ふっ・・・、わかるか?」
「わかりますよ。しかもここからは、あくまで予想ですが・・・
誰か良いSEX奴隷をゲットしたんじゃないですか?」
ニヤニヤと笑いながら須藤は言った。村田は思う・・・。コイツ、良い勘をしている。
しかし須藤から言わせれば、これまでの村田を知っているので
誰にでも予想がつく、簡単な答えなのだ。しかしそれはあえて言わない。
「で、誰で遊んでいるんですか?」
「ふっふっ・・・酒井だよ。」
これには須藤も驚いた。なぜなら酒井は柔道部に今年入部した1年の中でも最も、
整った顔をしたデブだが、男とSEXをするような印象はまったく無い、
純情なストレート、といったイメージだったからだ。
「酒井って1年の酒井ですよね?あいつがそんな事するなんて・・・」
「思わないだろう?最初は抵抗したが、今じゃ自分からチンポを欲しがるよ。」
村田は男子トイレの出口向かい歩いていく。
しかし、何かを考えついたようで、突然、須藤の方に振り返って言った。
「そうだ。面白いことを考えたぞ。お前と、あと誰か一人ぐらい。
放課後に俺の家に来い。」
須藤には村田が何かを企んでいると分かった。しかも村田の事だから
どうせ、変態なコトだろうとも思った。
「わかりました。じゃあ京谷を連れて行きますね。」
京谷は同じく柔道部2年だ。身体はかなりガッチリとしていて大きい。
村田が機嫌が良さそうな鼻唄を歌いながら廊下を歩いていった。
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どうかよろしく m(._.)m お願いします。