消えない傷15話
新しいわけではないが古くもない。
それなりに清潔に保たれている、地元の人々に馴染みの銭湯。
何種類かの湯があり、サウナも3種類ほどあった。
訪れたのは鈴木駿だ。
駿は券売機で件を購入し、カウンターへ渡す。
太い筆で勢いよく書かかれたような書体で「殿」と書かれた
のれんをくぐって脱衣所へ。
老人から若者まで数名の人々が体を拭いたり、服を着たりしており、
平日のわりに賑わいを感じる。
駿も服を脱ぐ。夏なのでTシャツにハーフパンツといった格好で
あっという間にパンツのみになった。
パンツは今どきの若者らしくない、地味な柄が入った
トランクスタイプだった。駿は下着も含めてお洒落に関心が無い。
トランクスを脱ぐと、完全に包皮に包まれた小さな性器が
ほんの一瞬、露出した。しかし、すぐに駿はタオルでそれを隠した。
「前」を隠しているので大きな尻を露出させながらカウンターで
渡された番号のロッカーに服や財布などを入れて鍵をかけ、
鍵の付いた腕時計のような形状のバンドを太い腕にまく。
駿は少し恥ずかしいのか、足早に浴場へ向かった。
横にスライドさせるタイプの出入口を開けるとガラガラと
意外と大きな音がした。浴場だから音が響くせいだろうか。
湯気が浴場に立ち込めており、ここでも意外と多くの人が
体を洗ったり、湯に浸かったりしている。
駿はその中の何人かの男性から強い視線を感じた。
背が低いわりに、かなり太っている裸の少年だ。
多かれ少なかれ視線を集めてしまう。駿はある程度は
慣れていたし、皆が見るのは最初だけだ。
そうわかっていも少し気恥ずかしいのだが。
ここでも足早に「かけ湯」のコーナーに移動し、
太った体に湯をかけて汗を流してから、
入口に一番近い大きな湯船に入った。
少し入浴していていると気分も落ち着き、
とてもリラックスできた。やはり大きな風呂は気分がいい。
しかし気持ち良く入浴している駿の目の前を、
全身が体毛に覆われた無精髭の大きな太った中年が横切る。
瞬時にはわからなかったがそれは駿の苦手な体育の小林だ。
なぜこんな場所で小林と遭遇するのか。駿はがっかりした。
小林もすぐに駿に気がついたようだ。
駿の入っている風呂に入ってきて横にならび、
「よお、鈴木じゃないか。奇遇だなぁ」と声をかけてきた。
「は・・はい、こんにちは。」
駿は挨拶をしたが既に小林が自分の体をジロジロと凝視している事を感じており、
それが本来は素直で従順な性格である駿の中にこの教師への違和感のようなものを生んでいた。
風呂の湯が温泉的な濁りのあるものなら良かったが
あいにく無色透明な湯で、風呂の底まで丸見えだった。
駿は体を小さく丸めてなるべく見られないようにした。
しかし小林は湯の中の素晴らしい絶景に興奮していた。
湯船の中で少年とは思えないほど大きな白い胸が揺れ、
同じく大きな腹と、むちむちとした太い手足が見える。
背が低いのが好みの分かれるところだが小林にとっては完璧といっていい身体だった。
近くに人がいないのを確認してから小林はゆっくりと駿の尻に手を伸ばす。
「なっ、何するんですか」
駿は急に尻を触られて驚き、小林と距離をとる。
無精髭の生やした太った頬の片方をつり上げて小林はいやらしく笑みを浮かべ、
「手がぶつかっただけさ、そんなに驚くなよ。
しかし鈴木の尻は随分と柔らかいんだなぁ。へっへっ。」
駿は納得は出来なかったが小林には言うだけ無駄と感じたのでさっさと身体を洗おうと、
「先生、お先に失礼します」
と言って湯船をあがった。その時に全身を小林に見られるが股間だけは何とか隠した。
その場から離れた駿は、身体を洗い始めた。
椅子に座り、腕や身体をゴシゴシと。しかしそこへ小林がまたやってきて、
「なんだ、せっかくだから先生が背中を流してやるよ。」
といい、ゆっくりと駿の背中を撫でたのだ。
↓ ポチっとして押して、開いてくる窓を閉じる。
どうかよろしく m(._.)m お願いします。
それなりに清潔に保たれている、地元の人々に馴染みの銭湯。
何種類かの湯があり、サウナも3種類ほどあった。
訪れたのは鈴木駿だ。
駿は券売機で件を購入し、カウンターへ渡す。
太い筆で勢いよく書かかれたような書体で「殿」と書かれた
のれんをくぐって脱衣所へ。
老人から若者まで数名の人々が体を拭いたり、服を着たりしており、
平日のわりに賑わいを感じる。
駿も服を脱ぐ。夏なのでTシャツにハーフパンツといった格好で
あっという間にパンツのみになった。
パンツは今どきの若者らしくない、地味な柄が入った
トランクスタイプだった。駿は下着も含めてお洒落に関心が無い。
トランクスを脱ぐと、完全に包皮に包まれた小さな性器が
ほんの一瞬、露出した。しかし、すぐに駿はタオルでそれを隠した。
「前」を隠しているので大きな尻を露出させながらカウンターで
渡された番号のロッカーに服や財布などを入れて鍵をかけ、
鍵の付いた腕時計のような形状のバンドを太い腕にまく。
駿は少し恥ずかしいのか、足早に浴場へ向かった。
横にスライドさせるタイプの出入口を開けるとガラガラと
意外と大きな音がした。浴場だから音が響くせいだろうか。
湯気が浴場に立ち込めており、ここでも意外と多くの人が
体を洗ったり、湯に浸かったりしている。
駿はその中の何人かの男性から強い視線を感じた。
背が低いわりに、かなり太っている裸の少年だ。
多かれ少なかれ視線を集めてしまう。駿はある程度は
慣れていたし、皆が見るのは最初だけだ。
そうわかっていも少し気恥ずかしいのだが。
ここでも足早に「かけ湯」のコーナーに移動し、
太った体に湯をかけて汗を流してから、
入口に一番近い大きな湯船に入った。
少し入浴していていると気分も落ち着き、
とてもリラックスできた。やはり大きな風呂は気分がいい。
しかし気持ち良く入浴している駿の目の前を、
全身が体毛に覆われた無精髭の大きな太った中年が横切る。
瞬時にはわからなかったがそれは駿の苦手な体育の小林だ。
なぜこんな場所で小林と遭遇するのか。駿はがっかりした。
小林もすぐに駿に気がついたようだ。
駿の入っている風呂に入ってきて横にならび、
「よお、鈴木じゃないか。奇遇だなぁ」と声をかけてきた。
「は・・はい、こんにちは。」
駿は挨拶をしたが既に小林が自分の体をジロジロと凝視している事を感じており、
それが本来は素直で従順な性格である駿の中にこの教師への違和感のようなものを生んでいた。
風呂の湯が温泉的な濁りのあるものなら良かったが
あいにく無色透明な湯で、風呂の底まで丸見えだった。
駿は体を小さく丸めてなるべく見られないようにした。
しかし小林は湯の中の素晴らしい絶景に興奮していた。
湯船の中で少年とは思えないほど大きな白い胸が揺れ、
同じく大きな腹と、むちむちとした太い手足が見える。
背が低いのが好みの分かれるところだが小林にとっては完璧といっていい身体だった。
近くに人がいないのを確認してから小林はゆっくりと駿の尻に手を伸ばす。
「なっ、何するんですか」
駿は急に尻を触られて驚き、小林と距離をとる。
無精髭の生やした太った頬の片方をつり上げて小林はいやらしく笑みを浮かべ、
「手がぶつかっただけさ、そんなに驚くなよ。
しかし鈴木の尻は随分と柔らかいんだなぁ。へっへっ。」
駿は納得は出来なかったが小林には言うだけ無駄と感じたのでさっさと身体を洗おうと、
「先生、お先に失礼します」
と言って湯船をあがった。その時に全身を小林に見られるが股間だけは何とか隠した。
その場から離れた駿は、身体を洗い始めた。
椅子に座り、腕や身体をゴシゴシと。しかしそこへ小林がまたやってきて、
「なんだ、せっかくだから先生が背中を流してやるよ。」
といい、ゆっくりと駿の背中を撫でたのだ。
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