消えない傷10話
駿は自分の体に何が起こったのか解らないまま、恐怖に怯えていた。
なぜ自分の小さな性器から白い液体が飛び出したのか?
溺れるような強い快感。それはとっくにどこかへ消えて目の前の
男への嫌悪が以前より強く駿の心に起こっていた。
「もう、帰ります!」
そう言って応接室のような部屋を出ようとしたが佐々木がしっかりと
駿の腕をつかんでいた。大人同士なら佐々木は比較的背が高くはない、
小太りな男だが駿にとってはやはり大人。腕力では敵わない。
「おいおい、お楽しみはこれからだろ?」
佐々木が細い目を余計に細めて、いやらしく言った。
だが、腕にしていた時計に気がついて突然舌打ちをした。
「クソ、もうこんな時間か。そろそろオーナーが来ちまう。」
佐々木は残念そうに駿の事を見つめて何かをパクパクしゃべった。
駿には何を言っているのか解らなかった。
その駿の様子をみて佐々木はまた舌打ちをし、今度はさっき以上に
ゆっくりと丁寧に言った。
「君が万引きやいたずらをしていないのはわかった。帰っても良いよ。
ただし、ここで起きた事を他人には言わないほうが良い。
君が恥をかくだけだ。」
佐々木はにこりと偽善者の微笑みでいった。
駿はあまりの急な様子の変化とありえない状況に理解が追いつかないが
とにかく帰っていいようだ。脱ぎ捨てられた服を着て部屋を出た。
(体についた白い液体は佐々木がニヤニヤしながら拭いてくれた。
その際に白い液体の臭いを嗅いだり、舐めたりもしていた。)
スーパーを後にした駿の心は後悔と恐怖でいっぱいだった。
それでもなんとか別のスーパーまでたどり着き、母親に指示された買い物を済ませて家に帰った。
もちろん今日起きた事は誰にも言えなかった。
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どうかよろしく m(._.)m お願いします。
なぜ自分の小さな性器から白い液体が飛び出したのか?
溺れるような強い快感。それはとっくにどこかへ消えて目の前の
男への嫌悪が以前より強く駿の心に起こっていた。
「もう、帰ります!」
そう言って応接室のような部屋を出ようとしたが佐々木がしっかりと
駿の腕をつかんでいた。大人同士なら佐々木は比較的背が高くはない、
小太りな男だが駿にとってはやはり大人。腕力では敵わない。
「おいおい、お楽しみはこれからだろ?」
佐々木が細い目を余計に細めて、いやらしく言った。
だが、腕にしていた時計に気がついて突然舌打ちをした。
「クソ、もうこんな時間か。そろそろオーナーが来ちまう。」
佐々木は残念そうに駿の事を見つめて何かをパクパクしゃべった。
駿には何を言っているのか解らなかった。
その駿の様子をみて佐々木はまた舌打ちをし、今度はさっき以上に
ゆっくりと丁寧に言った。
「君が万引きやいたずらをしていないのはわかった。帰っても良いよ。
ただし、ここで起きた事を他人には言わないほうが良い。
君が恥をかくだけだ。」
佐々木はにこりと偽善者の微笑みでいった。
駿はあまりの急な様子の変化とありえない状況に理解が追いつかないが
とにかく帰っていいようだ。脱ぎ捨てられた服を着て部屋を出た。
(体についた白い液体は佐々木がニヤニヤしながら拭いてくれた。
その際に白い液体の臭いを嗅いだり、舐めたりもしていた。)
スーパーを後にした駿の心は後悔と恐怖でいっぱいだった。
それでもなんとか別のスーパーまでたどり着き、母親に指示された買い物を済ませて家に帰った。
もちろん今日起きた事は誰にも言えなかった。
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