消えない傷3話
駿はすっかり校門での出来事など忘れ、
教室の自分の机につく。
すると背後から「しゅーん」と自分を呼ぶ、
聞きなれた声。友人の酒井だ。
「駿、昨日のテレビ見た?」
酒井は平均的な身長だが体重はしっかりと
90キロはある。典型的な柔道体系だ。
実際に柔道部に所属している。
チャイムの音に雑談はさえぎられ、
生徒達が静かになると、教師がやってくる。
中学と変わらない光景。
一日の授業は終わり、駿は帰ろうとしていると、
「じゃあ、また明日な」
酒井が声をかけてきた。
「酒井は部活?頑張ってね。また明日」
駿には柔道など、なぜ酒井が自らそんな事をするのか
理解できないが応援の言葉を残して帰宅した。
「さぁーて、今日もがんばりますかぁ」
酒井も柔道部の部室へ向かう。
部室ではすでに、先輩が一人、着替えをしていた。
「今日も宜しくお願いします!」
元気に酒井が挨拶する。
「おぅ。酒井か、今日は俺と組もうか。」
着替えていたのは村田だ。
村田は酒井よりも、一回りは大きな体で、太い。
柔道の腕も大したもので、3年の主将に次ぐ実力者である。
「はい、宜しくお願いします。」断れるはずもない。
しかし、この村田という男が酒井は苦手だった。
なぜなら何かしら、理由をつけては自分の体に触れてくるのだ。
さらに他の1年から聞いた噂だが、村田が男子校である
この学校で溜まるばかりの性欲を、他の部員達で解消している、
というのだ。正直なところ、酒井には理解できない行動だ。
上級者である村田との練習は1年の酒井にはキツイものがあったが
なんとか1日を過ごした。
部室の掃除を終えて、先に帰宅した先輩や、他の1年生達に遅れて
酒井も着替えを始める。村田から一日のダメ出しをされていたのだ。
「おう、着替えているのか。」そんな事を言いながら、
村田が近寄ってきた。
「はい、今日はありがとうございました。」酒井は適当にやり過ごすつもりでいたが、
村田の目が、自分の体をいやらしく見ているのが、はっきりとわかる。
「なんだ、俺が見ていると着替えられんのか?」
村田はニヤニヤとしながら、なおも酒井を見ている。
酒井は駿ほどではないが、やはりまだ1年のあどけない顔で
ポッチャリとした柔道体系を少し赤らめながら、
「いえ、そんな事はないです。」柔道の上着を脱ぐ。
突如、酒井が予想もしない出来事が起こった。
村田が酒井の胸に触れたのだ。
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どうかよろしく m(._.)m お願いします。
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酒井は平均的な身長だが体重はしっかりと
90キロはある。典型的な柔道体系だ。
実際に柔道部に所属している。
チャイムの音に雑談はさえぎられ、
生徒達が静かになると、教師がやってくる。
中学と変わらない光景。
一日の授業は終わり、駿は帰ろうとしていると、
「じゃあ、また明日な」
酒井が声をかけてきた。
「酒井は部活?頑張ってね。また明日」
駿には柔道など、なぜ酒井が自らそんな事をするのか
理解できないが応援の言葉を残して帰宅した。
「さぁーて、今日もがんばりますかぁ」
酒井も柔道部の部室へ向かう。
部室ではすでに、先輩が一人、着替えをしていた。
「今日も宜しくお願いします!」
元気に酒井が挨拶する。
「おぅ。酒井か、今日は俺と組もうか。」
着替えていたのは村田だ。
村田は酒井よりも、一回りは大きな体で、太い。
柔道の腕も大したもので、3年の主将に次ぐ実力者である。
「はい、宜しくお願いします。」断れるはずもない。
しかし、この村田という男が酒井は苦手だった。
なぜなら何かしら、理由をつけては自分の体に触れてくるのだ。
さらに他の1年から聞いた噂だが、村田が男子校である
この学校で溜まるばかりの性欲を、他の部員達で解消している、
というのだ。正直なところ、酒井には理解できない行動だ。
上級者である村田との練習は1年の酒井にはキツイものがあったが
なんとか1日を過ごした。
部室の掃除を終えて、先に帰宅した先輩や、他の1年生達に遅れて
酒井も着替えを始める。村田から一日のダメ出しをされていたのだ。
「おう、着替えているのか。」そんな事を言いながら、
村田が近寄ってきた。
「はい、今日はありがとうございました。」酒井は適当にやり過ごすつもりでいたが、
村田の目が、自分の体をいやらしく見ているのが、はっきりとわかる。
「なんだ、俺が見ていると着替えられんのか?」
村田はニヤニヤとしながら、なおも酒井を見ている。
酒井は駿ほどではないが、やはりまだ1年のあどけない顔で
ポッチャリとした柔道体系を少し赤らめながら、
「いえ、そんな事はないです。」柔道の上着を脱ぐ。
突如、酒井が予想もしない出来事が起こった。
村田が酒井の胸に触れたのだ。
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