続 とある相撲部 前編
僕達1年生が、この高校に入学して3ヶ月が過ぎた。
大谷先輩に誘われて、同姓との行為を教えられて
僕はそれを…受け入れた。
あの日から大谷先輩の部屋で一緒に暮らしている。
先輩は、とても優しく僕を愛してくれる。
だから僕は毎日すごく幸せを感じてます。
…すいません!
もちろんそれでも、朝の稽古や清掃、1年みんなでやる
炊事や風呂の支度などは当然に行っている。
だから特別、楽なんて事はない。
まぁ、他の1年生からは
先輩のお気に入り、と羨ましがられるけど。
他にも数名の1年が、他の先輩の「嫁」となっていた。
相撲部の生活や稽古は相変わらず厳しく、
この数ヶ月で10名程の1年生が辞めていった。
もちろん辞める部員には、先輩達から激しい暴力による
制裁があったらしい。…これも伝統なのだそうだ。
事件とかにならないのは部員全員が必死にルールを守り、
真剣に取り組んでいるという風土があるからだ。
それを辞める側も十分に承知している。
だから誰も文句を言ってこないのだ。
【殴られるのは根性の無い、自分が悪いから】
と、心底思っているのだろう。
残った1年生部員達は苦しいながらも生活に慣れてきて
必死に練習に努めていた。春には大会もある。
そして来年には僕達は2年生になり、この厳しい生活も
ほんの少しは楽になるだろう。
皆、口にはしないが、それを楽しみに耐えているのだ。
だがそんな相撲部にも2ヶ月前、僕らが入学してすぐに
残念な事件が起きた。この事は今も秘密にされている。
先程も説明したが辞めていった1年生達がいる。
その一人、青山くんの事を今日は話そうと思う。
青山くんは僕と同じで、デブだった。
身長165センチ、体重110キロ。
白っぽいきれいな肌で、よく先輩達から子供みたいだ、
と笑われていた。顔もメガネをかけているけど童顔。
性格は大人しくて弱気…だが、そんな青山くんがどうして
相撲部に入部したのか不思議に思ったので、
入部の理由を尋ねたことがある。
「入学時の先輩からの勧誘を断れなかったから。」
勧誘を断れなくて、全寮制の相撲部…。
僕も先輩達の勧誘を受けたし、他の人たちにも
勧誘をしているのを見たが強引な勧誘ではなかった。
だが、青山くんは断れなかった…ということか。
とにかく、こうして青山くんの寮での生活が始まった。
事件は入部後、1ヶ月ほどで起きる。
今にして思えば予兆はあった。
たとえば入部後すぐに1年生同士で着替えたり、
廻しをつけたりするときに青山くんの身体を触ったり、
胸を揉んだりする遊びというか、悪ふざけが流行った。
もちろん先輩達が1年生の身体に触ったりして
からかう事は日常的に多かった。
だが1年生同士でもその様なことがあったのは
青山くんに対してだけだった。その時にも青山くんは
されるがままに豊満な身体を触られながら、
困った顔をするばかりだった。
しかし1年生同士のこのような遊びが練習時に
エスカレートする事はなかった。
先輩や顧問からの強力な圧力と緊張感のある稽古場で
そんな浮ついた感情は誰も出せなかったらしい。
軍隊のように厳しい寮生活と稽古。そして学校。
それでも若すぎる身体は、そんな環境でも性欲を生む。
吐口の無い欲望が、青山くんに向かったのは
必然だったのかもしれない。
それは、ある夜。
6人1間の1年生部屋の1つで起きた。
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大谷先輩に誘われて、同姓との行為を教えられて
僕はそれを…受け入れた。
あの日から大谷先輩の部屋で一緒に暮らしている。
先輩は、とても優しく僕を愛してくれる。
だから僕は毎日すごく幸せを感じてます。
…すいません!
もちろんそれでも、朝の稽古や清掃、1年みんなでやる
炊事や風呂の支度などは当然に行っている。
だから特別、楽なんて事はない。
まぁ、他の1年生からは
先輩のお気に入り、と羨ましがられるけど。
他にも数名の1年が、他の先輩の「嫁」となっていた。
相撲部の生活や稽古は相変わらず厳しく、
この数ヶ月で10名程の1年生が辞めていった。
もちろん辞める部員には、先輩達から激しい暴力による
制裁があったらしい。…これも伝統なのだそうだ。
事件とかにならないのは部員全員が必死にルールを守り、
真剣に取り組んでいるという風土があるからだ。
それを辞める側も十分に承知している。
だから誰も文句を言ってこないのだ。
【殴られるのは根性の無い、自分が悪いから】
と、心底思っているのだろう。
残った1年生部員達は苦しいながらも生活に慣れてきて
必死に練習に努めていた。春には大会もある。
そして来年には僕達は2年生になり、この厳しい生活も
ほんの少しは楽になるだろう。
皆、口にはしないが、それを楽しみに耐えているのだ。
だがそんな相撲部にも2ヶ月前、僕らが入学してすぐに
残念な事件が起きた。この事は今も秘密にされている。
先程も説明したが辞めていった1年生達がいる。
その一人、青山くんの事を今日は話そうと思う。
青山くんは僕と同じで、デブだった。
身長165センチ、体重110キロ。
白っぽいきれいな肌で、よく先輩達から子供みたいだ、
と笑われていた。顔もメガネをかけているけど童顔。
性格は大人しくて弱気…だが、そんな青山くんがどうして
相撲部に入部したのか不思議に思ったので、
入部の理由を尋ねたことがある。
「入学時の先輩からの勧誘を断れなかったから。」
勧誘を断れなくて、全寮制の相撲部…。
僕も先輩達の勧誘を受けたし、他の人たちにも
勧誘をしているのを見たが強引な勧誘ではなかった。
だが、青山くんは断れなかった…ということか。
とにかく、こうして青山くんの寮での生活が始まった。
事件は入部後、1ヶ月ほどで起きる。
今にして思えば予兆はあった。
たとえば入部後すぐに1年生同士で着替えたり、
廻しをつけたりするときに青山くんの身体を触ったり、
胸を揉んだりする遊びというか、悪ふざけが流行った。
もちろん先輩達が1年生の身体に触ったりして
からかう事は日常的に多かった。
だが1年生同士でもその様なことがあったのは
青山くんに対してだけだった。その時にも青山くんは
されるがままに豊満な身体を触られながら、
困った顔をするばかりだった。
しかし1年生同士のこのような遊びが練習時に
エスカレートする事はなかった。
先輩や顧問からの強力な圧力と緊張感のある稽古場で
そんな浮ついた感情は誰も出せなかったらしい。
軍隊のように厳しい寮生活と稽古。そして学校。
それでも若すぎる身体は、そんな環境でも性欲を生む。
吐口の無い欲望が、青山くんに向かったのは
必然だったのかもしれない。
それは、ある夜。
6人1間の1年生部屋の1つで起きた。
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