金豚の肉14
歩いてきた原生林の深い山道を戻る際も
先をゆくリン君の柔らかそうで、
でも小さい丸い背中を追いかけて歩く。
春の山道を歩きながら色々な話をした。
その中でリン君は学校に行かなかった事に
ついても話してくれた。
「オラ、何もかも嫌になって・・・
自暴自棄になってたんだな。
だから学校にも行ってなかったんだ。」
歩きながら顔だけ振り返り、
細い瞳で苦笑いをするリン君。
首にかけたタオルで汗を拭った。
数日後。
学校での教育実習。
最初は不慣れだったけど
黒板に文字を書くのもすっかり慣れた。
学習指導案の作成も授業中、
休憩など合間の時間でそこそこ作れる。
重要なのは「相手の求める要点」を
抑えながらしかし「小さな欠点」を
ワザと残す。敢えて小さなミスを
指摘させてそこを改善、
ご指導ありがとうございましたで、
お互いに気持ちよく完了。
これが最短で退勤出来るシナリオだ。
早く帰ってリン君とイチャイチャしたい。
それでも実習日誌の添削などで
19時頃まで無賃労働。学校ってブラックだ。
やはり教員は免許だけで十分だと思う。
ようやく解放され、足早に校門を出る。
錆びたシャッター街を行き、
そこを抜ければ小林旅館だ。
だんだん暖かくなってきたせいか、
歩いていると肌に汗を感じる。
僕はリン君の事を考えていた。
教育実習が終わったらこの街から出て
大学付近の街に帰って卒業準備中や
就職活動をしないといけない。
でもリン君には必ず毎週か毎月、
会いに来よう。
・・・そうだ、今度は僕がリン君に
外の世界を案内してあげたいな。
そんな事を考えて歩くうちに
古い和風の建物、小林旅館が見えた。
結霜ガラスとすりガラスを組み合わせた
木製の古くさい引き戸だが、
見慣れてくると案外、風情があるかも。
引き戸を開けて靴を脱ぎ、階段に向かう。
この階段の急な角度はいまだに慣れない。
上がりきるともう僕の部屋だ。
きっとリン君も待っているだろう。
スッと引き戸を開ける。
そこには僕の想像とちがう光景が・・・。
リン君と小椋(先生)そしてもう1人、
ポロシャツの上にニットのベストを着た
ハーフパンツの太った生徒が、
僕の帰りを待っていた。
「・・・えっ?な、なんです?」
戸惑う僕に部屋の中の3人の視線が集まる。
リン君がニコッと笑って手を振る。
「おかえり白鳥さん。
なんかこの人がオラたちに相談が
あるらしいぞ。」
・・・相談?この人?
僕は室内で唯一見知らぬ1人に目を向ける。
・・・いや、僕はこの子を以前に見た。
たしか小椋(先生)といた子だ。
改めてよく見るとちょうど
リン君と対照的な外見。
さらりとした栗色の髪、ぱっちりとした瞳。
メガネをしているが女性的な面立ちなのが
はっきりとわかる。真面目そうで
学級委員なんかをしてそうな太め男子。
背はリン君より少し低いが
この子の方が横には大きいかもしれない。
白い肌が全体的に膨らんで凄く柔らかそう。
僕が見覚えのある生徒を見ていると
小椋(先生)が言う。
「学校の生徒で名前は龍之介だ。
・・・まぁ、まずは見て貰った方が早いだろう。」
その言葉にビクッと肩を震わせる
龍之介君と呼ばれたメガネの生徒。
少し怯えたように小椋(先生)を見る。
小椋(先生)は龍之介君を
落ち着かせるようにゆっくりと頷いた。
僕はその様子をポカンと見ていたが、
少しの間、微妙な空気のあとに。
龍之介君が大きなお腹に手をかけ、
シャツを胸まで捲し上げて
その白い巨乳を露わにしたのだ。
赤面して恥ずかしそうにする龍之介君。
龍之介君の乳首は透明感のある
キレイな桃色で僕は思わず息を呑んだ。
そしてその見事に大きな巨乳の先端を
自分の指で挟むように持つ龍之介君。
最初はたらりと。
滲み出るようだったが気がつくとすぐに
乳白色の線が龍之介の乳首から湧き出て
溢さないように反対の手を丸くして
受け止めている。
「・・・ぼ、母乳?」
金豚15を読む
先をゆくリン君の柔らかそうで、
でも小さい丸い背中を追いかけて歩く。
春の山道を歩きながら色々な話をした。
その中でリン君は学校に行かなかった事に
ついても話してくれた。
「オラ、何もかも嫌になって・・・
自暴自棄になってたんだな。
だから学校にも行ってなかったんだ。」
歩きながら顔だけ振り返り、
細い瞳で苦笑いをするリン君。
首にかけたタオルで汗を拭った。
数日後。
学校での教育実習。
最初は不慣れだったけど
黒板に文字を書くのもすっかり慣れた。
学習指導案の作成も授業中、
休憩など合間の時間でそこそこ作れる。
重要なのは「相手の求める要点」を
抑えながらしかし「小さな欠点」を
ワザと残す。敢えて小さなミスを
指摘させてそこを改善、
ご指導ありがとうございましたで、
お互いに気持ちよく完了。
これが最短で退勤出来るシナリオだ。
早く帰ってリン君とイチャイチャしたい。
それでも実習日誌の添削などで
19時頃まで無賃労働。学校ってブラックだ。
やはり教員は免許だけで十分だと思う。
ようやく解放され、足早に校門を出る。
錆びたシャッター街を行き、
そこを抜ければ小林旅館だ。
だんだん暖かくなってきたせいか、
歩いていると肌に汗を感じる。
僕はリン君の事を考えていた。
教育実習が終わったらこの街から出て
大学付近の街に帰って卒業準備中や
就職活動をしないといけない。
でもリン君には必ず毎週か毎月、
会いに来よう。
・・・そうだ、今度は僕がリン君に
外の世界を案内してあげたいな。
そんな事を考えて歩くうちに
古い和風の建物、小林旅館が見えた。
結霜ガラスとすりガラスを組み合わせた
木製の古くさい引き戸だが、
見慣れてくると案外、風情があるかも。
引き戸を開けて靴を脱ぎ、階段に向かう。
この階段の急な角度はいまだに慣れない。
上がりきるともう僕の部屋だ。
きっとリン君も待っているだろう。
スッと引き戸を開ける。
そこには僕の想像とちがう光景が・・・。
リン君と小椋(先生)そしてもう1人、
ポロシャツの上にニットのベストを着た
ハーフパンツの太った生徒が、
僕の帰りを待っていた。
「・・・えっ?な、なんです?」
戸惑う僕に部屋の中の3人の視線が集まる。
リン君がニコッと笑って手を振る。
「おかえり白鳥さん。
なんかこの人がオラたちに相談が
あるらしいぞ。」
・・・相談?この人?
僕は室内で唯一見知らぬ1人に目を向ける。
・・・いや、僕はこの子を以前に見た。
たしか小椋(先生)といた子だ。
改めてよく見るとちょうど
リン君と対照的な外見。
さらりとした栗色の髪、ぱっちりとした瞳。
メガネをしているが女性的な面立ちなのが
はっきりとわかる。真面目そうで
学級委員なんかをしてそうな太め男子。
背はリン君より少し低いが
この子の方が横には大きいかもしれない。
白い肌が全体的に膨らんで凄く柔らかそう。
僕が見覚えのある生徒を見ていると
小椋(先生)が言う。
「学校の生徒で名前は龍之介だ。
・・・まぁ、まずは見て貰った方が早いだろう。」
その言葉にビクッと肩を震わせる
龍之介君と呼ばれたメガネの生徒。
少し怯えたように小椋(先生)を見る。
小椋(先生)は龍之介君を
落ち着かせるようにゆっくりと頷いた。
僕はその様子をポカンと見ていたが、
少しの間、微妙な空気のあとに。
龍之介君が大きなお腹に手をかけ、
シャツを胸まで捲し上げて
その白い巨乳を露わにしたのだ。
赤面して恥ずかしそうにする龍之介君。
龍之介君の乳首は透明感のある
キレイな桃色で僕は思わず息を呑んだ。
そしてその見事に大きな巨乳の先端を
自分の指で挟むように持つ龍之介君。
最初はたらりと。
滲み出るようだったが気がつくとすぐに
乳白色の線が龍之介の乳首から湧き出て
溢さないように反対の手を丸くして
受け止めている。
「・・・ぼ、母乳?」
金豚15を読む
コメントの投稿
Re: 復活ありがとうございます!
温かいお言葉ありがとうございます。
消えない傷もいずれは続きを書きたいと思っています。
ただ現在の金豚と夏からは肉月の続きもあるので
目処もまだ立ちませんが、私にとっても大切な物語なので。
生きている限り必ず頑張りたいと思います。
これからも何卒宜しくお願い致します。
消えない傷もいずれは続きを書きたいと思っています。
ただ現在の金豚と夏からは肉月の続きもあるので
目処もまだ立ちませんが、私にとっても大切な物語なので。
生きている限り必ず頑張りたいと思います。
これからも何卒宜しくお願い致します。