2ntブログ
<短編>
とある相撲部 デブ少年の食べ方 王子と執事 体験談
<長編>
金豚の肉 消えない傷 肉月~ニクツキ

肉月~ニクツキ 21

放課後。まだ空は青い。
運動部の部室がいくつか建っている、校舎と校庭の間。
その中の一つである相撲部の部室に、桜井と池田がいる。

「…こ、ここが相撲部だよぉ。どうぞ入って。」

桜井は池田の顔色を伺いながら説明していた。
しかし池田は少しだけ周囲を見渡す程度。

「桜井先輩。」

突然、池田が桜井を呼ぶ。
桜井は少し驚きながらも、子供のような顔で池田を見上げる。

「桜井先輩以外に相撲部の方は?」

すると、桜井は申し訳なさそうに答えた。

「それが…相撲部は僕しかいないんだよねぇ…」

池田は桜井の顔を見下ろしながら一瞬、ニヤリと笑う。
桜井はそれに気付いていないようだ。

「やっぱ…そうなんすね。学校で相撲部の部員なんて聞いたこと無いですもんね。」

池田の何気ない言葉に、
桜井は少々、腹が立ったのか、強い口調で返す。

「そ、そうだけど…昔はいっぱい、いたのぉ!で、今後はまた復活するんだよぉ…」

桜井が丸い頬を膨らませて子供のように怒る。
池田は内心では、ヤレヤレ…と面倒に感じていたが、

「…そうっすか。すいませんでした。」

と言葉でだけは謝った。
そして、すぐに話を切り替えるように、

「じゃあ、相撲部の見学なんで練習を見せてくださいよ。」

と言う。桜井も気分を取り直して、
土俵の脇に立つと、

「練習と言ってもまだ着替えて無いし…一人だと、どうしても限られちゃうんだよね。でも最初はやっぱり…」

そう言って、制服のままドンドン両足を広げていく。
あっという間に床に開いた股がペタリとついた。
これには池田も驚く。

「いやぁ、昔は出来なかったんだけどね。股割りっていうの。てへ。」

桜井が照れながら言う。だが、突然。
池田は床に開脚した状態で座る桜井に近づくと、

「先輩ってよく可愛いとか、言われないっすか?」

と尋ねてきた。金髪で体も大きく、ヤンチャな印象のする
池田の口から急にそんな言葉で出たので、桜井は戸惑ったが、
子供っぽいとか、可愛いなどと、毎日クラスメイトの
男子からも女子からも言われているので慣れっこだった。

「うん、よく子供っぽいって言われるよ。」

丸くて小さい体を床にペタリとつけながらも、
桜井は何気なく答えた。池田は、さらに質問してくる。

「じゃあ、男にイヤらしい悪戯とか、されたりした事ありますか?」

そう言いながらも、開脚している桜井の股間に手を伸ばすと、
なんと池田は、制服の上から桜井のペニスを揉みはじめたのだ。




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肉月~ニクツキ 20

悠と宗助が、公園を離れた後、しばらくして。
悠たちが見た二人の男達も、行為を終えたのか、
公園から出て来るところだった。
背が高く、身体の大きな太った男が電灯に照らされる。
金の短髪に、片耳にピアス。
若干の童顔だったが、少しヤンチャな印象。
年齢はやはり悠たちと同じ高校生だろう。

「お前って本当にとんでもない変態だよな。佐伯。」

佐伯と呼ばれた、もう一人のデブ少年。
キレイな肌だが唇が厚く、目つきが悪い彼を
多くの人間は「不細工で性格の悪そうなデブ」と見るだろう。
丸い身体で、制服のネクタイを整えながら歩いている。

「池田もけっこう変態になったと思うけど…。」

池田と呼ばれた背の高いヤンチャなデブ少年は
佐伯の言葉に目を丸くしながら言う。

「いやいや…俺は言わねぇぞ?同じ学校のヤツに、見られながらヤりたいなんて。」

佐伯はまだネクタイが気になるらしく、
短い首の根元に手をやってネクタイを緩めたり、
締めたりしている。

「羞恥プレイ…その中でも、わりとポピュラーなタイプだよ。…でも結構、愉しかったな。」

佐伯がそう言い終えた時、
公園の出口に一台のリムジンが止まる。
黒服の運転手が素早く現れて、後部座席のドアを開けた。
池田と佐伯が何も言わずに車に乗り込む。
そしてリムジンは静かに走り始めた。


翌日の学校。昼休みの時間。
教室の窓から曇った空を見上げる悠。
昨日の宗助が言った、同性愛を嫌悪した言葉が
胸に刺さった棘のように、悠を苦しめていた。

【宗助くんはやっぱり男なんて興味ないよなぁ…】

そんな事で悩んでいると、
宗助のいる教室にいる事が辛くなってきた悠は
教室の外へと、あてもなく歩き始めた。
生徒達が立ち話をしている廊下や、
うるさい体育館を避け、静かな屋外へと向かう為に
玄関へと向かう。
すると、そこには小さくて丸い身体をした桜井が
身体の大きな生徒を勧誘している姿があった。
しかし、どうやら断られたところだったらしい。

「あ、田中クン。こんにちわぁ。」

先日、初めて卑猥な行為をしてしまった相手である
桜井に対して、悠は少しだけ戸惑いを感じていた。
だが、桜井が相変わらずの可愛らしく、明るい笑顔なので
漠然とした不安や抵抗はすぐに消えた。

「こ、こんにちわ、桜井先輩…」

そんな悠の様子を見て、
すぐに桜井は首をかしげる。

「ん~?何かあったのかなぁ?元気ないねぇ?そうだ、お兄さんに話してごらん?」

そういうと、床タイルの上に胡坐をかいて座った。
その姿も小さくて、コロコロとしているので可愛らしい。
桜井は悠にも座るように、床をポンポンと叩く。
だが、身体を重ねた相手である桜井に
宗助の事を相談することは悠には出来なかった。

「いえ、大丈夫です。桜井先輩に会えて良かったです。」

悠は、そう言うと足早にその場を去った。
悠を静かに見送ると、桜井は立ち上がり、

「ふぅ~。何だったんだろぉ?まぁいいや。あぁ!!…勧誘しないと!!」

そう言って周囲を見渡す。
すると背の高い体の大きな生徒が向こうから歩いてくる。
…金の短髪だ。

【あれは…ヤンキー君かなぁ。でも大きいし、太ってて強そうだなぁ。どうしよぉ…】

桜井のすぐ近くまで来た、
金髪生徒の名札を見る。

【1年生の池田…クンかぁ…ちょっと悪そうだなぁ…でも誰も勧誘できて無いし…】

そのまま、歩き去ろうとしている
池田に桜井は思い切って声をかけた。

「あ、あのぉ~…」

池田が立ち止まり、ゆっくりと振り返る。
背が高いだけでなく、太い手足と大きな胸、
そして逞しい腰まわり。脂肪が多めのガチムチ体型の池田は
相撲部としても桜井の個人的な嗜好にも、あっていた。

「あ、どうも…突然なんですけど…部活してますかぁ?」

桜井の質問に怪訝そうに応える池田。

「なんで、そんな事を聞いてんだ?」

その様子に桜井は早くも後悔する。
背が小さい桜井と背の高い池田が並ぶと
大人と子供のようだ。

「…あぁ、えっと…相撲部なんですけどぉ…良かったら見学とかって…来ないですよねぇ?ははは、すいません…」

桜井はそう言って会話を終えようと思った。
ところが…。

「ふん。行ってやるよ。部活って事は放課後か?」

桜井の太った子供のような横顔に
一筋の汗が流れた。



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肉月~ニクツキ 19

「そ…そんな…」

宗助と二人きりになれた途端、こんな事が
偶然起こるなんて。

【…偶然?】

悠の脳裏にある疑念が浮かぶ。
他人には見えないように制服の中に入れて、
首からかけている麻布のネックレス。
その中の赤い石を制服の上から強く握る。

【おまえ、なんかしただろ?】

…悠はそのまま返答を待っていた。
…だが石からの声は悠に届かない。
石にいろいろと問いただしたかったが、
今はそれどころではない。
きっと宗助があんなものを見ても
不快になるだけだ。
悠は宗助と此処から離れようとしたが、…その時。

「おい!!…誰かいるのか?」

植林の奥から男の声が聞こえたのだ。
悠と宗助は驚いて、咄嗟に植林の中でも
大きな木の陰に隠れ、息を潜めた。

「…気のせいか。よし続けろ。」

その声は意外と若い男の声で、もしかしたら、
悠や宗助と同じぐらいの年頃かもしれない。
恐る恐る、木の陰から顔だけ出して、
宗助が覗きこむと再び、太った男がもう一人の
太った男の股間に顔を埋めている。

「…アイツら、こんなトコで何やってるんだ?」

宗助はそうぼやきながらも、自分達がうまく木に隠れつつ、
男達を観察できるような場所をみつけた。
そこで悠と宗助が男達をよく見てみると、
ズボンを下ろして立っている男は、かなり背が高く、太っている。
もう一人の方は悠や宗助と同じぐらい背格好だろうか。
息を潜めていると、男達の話し声が聞こえてくる。

「…どうだ、美味いか!?しっかりと味わって咥えろよ!!」

ズボンを下ろして立っている男が、
しゃがんでいる男を蔑むように吐き捨てる。
しゃがんでいる男はウットリとした表情で
口にペニスを頬張りながら、さらに執拗に頭を動かし、
様々な角度から舌や頬、唇でペニスを刺激している。

「よし、お前も自分のチンポを扱いていいぞ。扱きながら咥えるんだ!!」

しゃがんでいた太った男は一度立ち上がり、
ゆっくりとズボンとパンツを下ろしていく。
そして公園の地面に衣服を脱ぎ捨てると、
豊満な全裸を晒して、再びしゃがみ込んで
男のペニスを口で咥え込む。
悠はその光景に少しずつ興奮しつつあった。
…だが。

「なんだアイツら、変態かよ?男同士だぜ。気持ち悪っ!!」

息を潜めながらも、宗助が言ったその言葉に、
悠はずっと誰にも明かさず、秘かに抱いてきた
小さな希望が粉々に砕けていく感覚に襲われる。
ただ胸の奥が痛くて、どんどん気力を奪われていく。
ぼんやりしている悠に宗助が言う。

「…おい、もう帰ろうぜ。」

悠は力なく、ただ頷く。
二人は男達に気づかれないようにそっと、その場を去った。

公園を離れ、駅に向かう間ずっと宗助が話す事は
先程の公園での男達についてだった。無理も無い。
普通の高校1年生が突然、あんな現場を見たのだ。
悠はそう頭で理解しながら、胸に刺さるような痛みを
止める事が出来ずに、ただ宗助に言葉に相槌をかえしては
つくり笑いをするばかりだった。
駅に着くと宗助は悠とは違うホームへと
向かって階段を数歩昇ってから悠を振り返る。

「あ、お前、そっちのホーム?俺はこっち。じゃあなー。」

その時も宗助は無邪気な笑顔で、
大きく手を振ってくれた。
悠も笑顔を作りながら、手を振る。
宗助が再び階段を昇り始めるのを見てから、
悠も自分の向かうホームに続く階段へと向かう。
一人になると、さらに胸の痛みが増していく。
階段を昇っている途中、涙が溢れてきた。
涙を慌てて、制服の袖でゴシゴシと拭う悠。

【どうして僕は…】

悠の丸くて大きな背中が震えていた。
遠くから電車の到着を知らせる音が響いている。




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肉月~ニクツキ 18

委員会の最中だというのに、
いつの間にか宗助は眠ってしまっていた。
机の上で組んだ腕に、頭をのせて横を向いている。
ちょうど悠の方を向いて眠っているので
宗助の寝顔を見つめることが出来た。

【宗助くん…本当にカッコよくて可愛い…。】

委員会が終わった後も宗助は眠ったままだったので、
悠がそっと宗助を起こす。

「…そ、宗助くん、委員会は終わったよ?」

しかし、宗助は起きる様子が無い。
そんな宗助を見ていると悠は心の中に、
ジワジワと不思議な感情がこみ上げてくるのを感じていた。
そして…とても小さな声で言う。

「…君と出会ってから、まだ2ヶ月だけど…初めて見た時から…ずっと…」

その時、突然。ビクンと動いたかと思うと、
ゆっくりと顔をあげる宗助。

【…き、聞かれた?】

心配する悠。だが、起き上がった宗助は
大きなあくびをした後に周囲を見渡して、

「…あれ?寝てた…俺?」

悠は驚きながらも、優しく頷く。
宗助はふと、腕時計を見て驚き、声をあげる。

「えぇ!?…もう7時かよ?委員会て、そんな長かったの?」

悠はノートをカバンに入れながら答える。

「うん、随分と長かったよね。なんかいっぺんに進めて、当分の間、委員会はしなくていいようにしたみたい。」

宗助はその言葉を聞いて、それならとりあえず、
納得といった顔をした。そして悠に向かって言う。

「ごめん、俺だけ寝ちゃって…。じゃあ、もう帰ろうぜー。多分、駅だろ?田中も。」

嬉しそうに悠がコクリと頷いた。
すっかり暗くなった街。
空にはいくつかの星があった。
街灯や商店の灯かりが街を照らしている。
並んで暗い道を話しながら歩く悠と宗助。
そうして歩きながら他愛の無い会話をすると、
これまでは知らなかった宗助の事、
たとえば趣味がギターを弾くことで今度、
他の学校のバンド仲間とライブに出る事などを
知ることが出来た。
宗助も悠の事を、少しオドオドした暗いヤツだと
思っていたが、話してみると良いヤツだとわかった。
二人はまるで以前からの友人のように
時間を過ごすことができた。
悠にとってそれは、まさに至福の時間。
宗助も楽しそうに笑っていたが、

「あぁ…オシッコしたくなってきた…あ!あの公園のトイレでいいや。」

そういうと、道を曲がった先にある、公園に入っていく。
悠も宗助とともに公園へと入っていった。
その公園は周囲を植林に囲まれており、夜はとても暗い。
公園の奥へと入っていくと、小さな公衆トイレ。

「あぁ~漏れちゃうよ!!」

そう言いながら、宗助はトイレに駆け込む。
悠は外で待っていた。
とても静かで、真っ暗な公園に一人でいると
悠は少しだけ、心細くて恐くなってきた。
そして、理由は無いが突然に、
この公園には自分達以外にも誰かがいるような、
そんな気がしてくる。

「悪りぃ、悪りぃ。お待たせ~♪」

トイレから宗助が出てくると、明るく言う。
だが、悠の表情を見て、怪訝そうに尋ねる。

「…ん、どうかした?」

悠は返答に戸惑ったが、根拠の無い事で
宗助を恐がらせまいとした。

「ううん、何でもないよ。暗いからちょっと恐いなぁって。」

それを聞いた宗助が悠を笑いながら、
歩き始める。悠も宗助の隣を歩く。
公園の出口まであと少し。そこで…

「ん、あれ…なんだ?」

宗助が植林の奥に何かを見つけた。
悠も宗助の見ている方を見ると、
暗闇の中で何かが動いている。
なぜか悠は嫌な予感がして、
そこにいたくない程だったが
宗助は好奇心からか、植林へ近寄っていく。

「おい、あれなんだろ?」

宗助の1メートル後ろで怯える悠。
何が暗闇にいるのか解らないが、
早くここから離れたい。
ギリギリ宗助に聞こえるであろう、
小さな声で悠が言う。

「や、やめようよ。帰ろう?」

しかし宗助の足は止まらなかった。
さらに植林へと近づいた、…その時。
公園の入り口付近を車が通りかかって、
ヘッドライトに植林が照らされたのだ。
その一瞬。全てが見えた。
そして宗助が幽霊でも見たかのように
声を震わせて言う。

「えっ…?…な、なんだこれ…?」

植林の奥にいたのは太った男が二人。
一人の男はズボンとパンツを足元まで下ろし、
もう一人の男が跪いて…股間に顔を埋め、
頭を微妙に動かしていた。
悠も宗助の後ろでその光景を見た。




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肉月~ニクツキ 17

翌日。教室に春のやわらかな日が差し込む。
壇上の教師が黒板を使って何かを説明している。
その説明を聞きながら多くの生徒はノートに
黒板の内容を書き写しているようだ。
その生徒達の中の一人に田中悠がいた。
他の生徒と同じように学生服をきているのだが、
身体が丸く、太っているので少々、目立つ。
しかし悠の手は止まったままだ。
悠の視線の先には同じく太った生徒がいる。
だが悠と違い、その生徒は茶色のサラサラした髪で
眉は細長く、瞳はキレイな二重だった。
肌色は白いが血色のよい、健康そうなキレイな肌。
眠たそうに授業を聞いている。名前は相田宗助。

【宗助くん…】

悠が心の中で呟くと、制服で見えないが、
麻紐のネックレスに包まれた赤い石が反応して、
悠の頭の中にだけ響く声で話す。

【…後悔しているのか?】

後悔…桜井との事だ。
昨日はあまりの興奮で何も考えられなかった。
凄く気持ちよかったし、初めての経験をする事ができた。
そして桜井はとても魅力的だった…だが。
昨日、知りあったばかりで、卑猥な行為をした事は
やはり安易というか…間違いだったのか?
今後、彼とどうなるのだろう。付き合ったりするのか?
…それは悠には考えられなかった。
なぜなら宗助がいるのだ。自分が心から好きなのは宗助だけだ。
そう改めて感じながら、宗助を見つめる悠だった。

【そういえば今日の放課後に、体育祭の実行委員の委員会があるんだった。宗助くん、憶えてるかな…】

悠のそんな心配は担任教師が下校前の
ホームルームで解消してくれた。

「あぁ、そういえば今日は体育祭実行委員会があるからな。えぇっと・・・あぁ、相田と田中だったな。ちゃんと行って来いよ。」

その言葉を聞いた宗助が、端正な顔を歪ませて、
酷く衝撃的な顔をしている。

「あぁー!!そうだった…ちっ、めんどくさっ。」

宗助はクスクスと笑うクラスメイト達の声を
気にも止めずに悪態をついた。
悠はどんな顔をすればいいのか解らず、ただ、
その場雰囲気に合わせて苦笑いをしていた。
だが、心の奥にずっと秘めてきた想いがある。
そう、これは宗助と親しくなるチャンスなのだ。

放課後の教室。
思い思いに雑談する生徒達。
宗助はまだ席についたまま一人でいた。
喧騒の中を悠は、まっすぐ宗助に向かって歩く。

「あ、あの…あ、相田くん。」

悠がそういうと、宗助が悠を振り返る。
瞬間…二人の視線が重なった。
そして宗助がニコリと笑う。八重歯が見えた。
だがそれは、明らかな愛想笑い。
それでも悠はその笑顔で心臓が止まりそうになる。
それ程、悠にとって宗助は特別な存在だった。
そんな悠の心を知るはずも無い宗助が淡々と話す。

「あ、委員会ね。ほんと、お互い面倒な事になったよなー。」

悠は何も応えることができず、ただ頷く。
宗助が席から立ち上がり、悠の横に立つ。
悠より少し背が低いのだが、悠の大きくて丸い肩を
ポンポンと優しく叩いて言う。

「まぁ、宜しくたのむわ。…じゃあ、行こうか。」

気だるそうに歩き出す宗助と、
その後を追う悠。

普段は使われていない教室で行われる
体育祭の実行委員会。
委員会といっても内容は毎年決まっており、
クラス対抗のリレーやマラソン、綱引きに、
組み体操などといったものだ。
実行委員の仕事は事前準備と当日、
プログラムの進行がスムーズに行われるように
それぞれのクラスを誘導したりする程度。
なので委員会の内容も話し合いというより、
当日までのスケジュールを伝達などだった。
1年生の実行委員達は始めての事なので、
一生懸命にメモを取っている。
田中悠もノートにメモをしている。
そのとなりで眠そうに説明を聞く宗助がいた。




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白井智之

Author:白井智之
勝手ながら休止して
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書いていきたい思います。
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